【スリランカの神秘】天空の王宮・シーギリヤロック

今日は、スリランカの
神秘的な遺跡を紹介するぞ!

岩山の上の王宮「シーギリヤロック」

PoswiecieによるPixabayからの画像

うひゃー、巨大な岩山のうえに
でっかい遺跡があるでー!

これは5世紀頃に、このあたりを
支配していたと言われる
シンハラ王朝の王宮跡なんだ

作られた当時は、王宮だけでなく
水路や庭園、食料の貯蔵庫に加えて
下界の全てを見下ろす玉座までそなえた
立派な宮殿があったと伝えられているんだぞ

そんな立派な宮殿を作っちゃうなんて
さぞかし豊かな国だったんやろうね~

いやーそれが、まったくそんな事はなく
この宮殿は、悲劇の王様の苦悩から産まれた
悲しい運命を背負っているんだよなー

シーギリヤ遺跡の悲劇の歴史

王の苦悩から産まれた天空の王宮

シーギリヤロックの王宮は5世紀頃、シンハラ王朝のカッサパ1世によって建設されたと言われています。

アヌラーダプラ王国のダートゥセーナ王の息子として生まれたカッサパ1世でしたが、彼の母親は平民出身でした。
王族出身の母親を持つ弟のモッガラーナに王位を奪われるのではないかと疑いを持ったカッサパは、叔父である軍司令官と共謀してクーデターを起こし、強引に王権を奪取する暴挙に出ます。父王はカッサパに囚われ、弟のモッガラーナはインドへと亡命することで難を逃れました。

カッサパは王国の財宝をすべて渡すよう父にせまりますが、返答は「この国の財宝とは、国を支える貯水池である」というものでした。
これに激怒したカッサパは、逆上して父王を殺害してしまいます。

仏教国において、父殺しとは恐ろしい大罪です。
その罪の意識と亡命した弟からの報復を恐れたカッサパは、堅牢な王都を作って自らの身を守ろうと考えました。そしてカッサパが王位についてから7年後、巨大な岩山の上に、水路、庭園、貯蔵施設などもそなえた岩山の王宮が完成します。
カッサパは王都をこの宮殿へと移し、シーギリヤを中心とした王国を作り上げました。

王様の恐怖心から、こんなすごい宮殿が
作られてしまったんやなー

さすがにこんな断崖絶壁の城は
攻略できなさそうに思えるもんなー

それで、このあとカッサパさんは
どうなったんかな?

残念ながら、彼の治世は長くは続かず
自らの行いの報いを受けることとなったんだ

モッガラーナの侵攻と、シーギリヤ王宮の最後

それから11年後のこと、弟のモッガラーナが軍隊を引き連れて侵攻を開始しました。

当初は優勢に戦いを進めていたカッサパでしたが、やがてモッガラーナに味方する民衆が増え始め、シーギリヤ王宮へと追い詰められてしまいます。カッサパ1世は岩山の王宮内で自害することとなり、モッガラーナは王位を取り戻すことができました。

その後、モッガラーナは王都を元の地へと移し、シーギリヤは仏教の僧侶たちへと寄進されました。わずか11年の王都の歴史は、こうして幕を閉じる事となりました。

うーん、なんとも悲しい結末やなぁ……

カッサパ自身も、父から王位を奪ったわけだし
自分の行為がそのまま返って来た
というところかな

そういう見方をすると
国としては、本来の流れに戻ったと
思ってええんかなー

アヌラーダプラ王国はその後、11世紀まで
続いたそうなので、かなり長い期間
存続した国だったと言えるだろうな

天空の宮殿は残念やったけど
そのあとが幸せだったなら
それが一番やな!

そんなわけで、遺跡として現代に残ることとなった
シーギリヤロックだけど、いま行っても
いろいろな見所があるんだぞ!

3種類の階段をのぼっていく、頂上への道

pasja1000によるPixabayからの画像

うええええ、なんか
ものすごい道になっとるんやけどー!!

なんせ、垂直に切り立った断崖絶壁を
登っていくわけだからなー!

がっしりした安定感のある階段が
ついているぶんだけ
まだマシだと言えるだろうな!

そ、それはそうかもしれんけど
これを実際に登ったら
かなり怖いと思うで~!

そして数々の階段をのぼったあと
王宮への道として最後にあらわれるのが
こいつだ!

巨大なライオン像の遺跡

Photo:Cherubino [CC BY-SA 3.0], via Wikimedia Commons
pasja1000によるPixabayからの画像

今は足しか残っていないけど
かつてはここに、巨大なライオンの像が
建っていたと言われているんだよなー!

足だけでこの大きさってことは
もとはかなり巨大な像だったんやろうねー!

かつての姿を想像しながら写真を見ると
わくわくしてくるよな!

頂上からの超絶景!

そして、長い長い階段を登り切ったあとは
王宮遺跡からの絶景を
ぞんぶんに楽しむことができるぞ!

下から見てもすごかったけど
上から見ても、ものすごい景観やねー!

恐怖心と罪の意識からこの宮殿を作った
カッサパ王は、どんな気分で
この景色を眺めていたのか……

ちょっとだけでも
安らぎを得られたなら
よかったんやけどねー

そんなことを考えながら
遺跡と景色を眺めていると
ふしぎな気持ちになってくるよな

悲しくて切ないような
ロマンチックなような
なんとも言えない歴史ロマンを感じるで~

~おしまい~

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