【かに座の伝説】あっさり終わる!?哀れなカニの物語

今日は黄道十二星座のひとつ
「かに座」の伝説を紹介するぞ!

えーっと、タイトルが
ひどすぎるんだけど……

いや、これ本当にしょーもなさすぎて
星座ネタではたびたび
話題になるやつなんだよな……


DarkWorkXによるPixabayからの画像

かに座の伝説

それは英雄ヘラクレスの「12の功業」のうちのひとつ「9つの頭をもつ大蛇ヒュドラ」と戦った時の出来事です。ヘラクレスはレルネーの沼地でヒュドラと戦い、もう少しで退治できるところまで追い詰めました。

その時、沼地に住むヒュドラの友達「大蟹カルキノス」が巣穴から飛び出し、戦いに参加!
カルキノスはヘラクレスの足をはさんで勇敢に戦いましたが、英雄ヘラクレスにはまったくかなわず、邪魔だとばかりにふみつぶされて死んでしまいました。

その勇敢さに感動した女神ヘラはカルキノスの魂を天にあげ、夜空に輝く「かに座」が生まれたということです。
めでたし めでたし

以上が、かに座伝説のすべてだ

えっ、これで終わりなの!?

大蟹カルキノスに関しては
「ヘラクレスの足をはさんだ」
「ふみつぶされて死んだ」
以上の情報はまったくないんだよなー

おはなしの主役ですらないというか
出てきた瞬間にあっさり死んじゃうって
なんとも不憫な星座だね……

まーこの不憫さが逆にいいというか
星座の話をする時には
たいていネタになるポジションだから
そういう覚え方をしておくのが正解だと思うぞ

そ、そうなんだ……

これだけだとアレなので、今回は
かに座と関係の深い「英雄ヘラクレス」と
ヒュドラの話についても詳しく見ておこうかな

ヘラクレスさんは有名だけど

細かいところは

あんまり知らないんだよねー

英雄ヘラクレス・誕生の物語

ヘラクレスはゼウスの息子で、ギリシャ神話の英雄の中では最も偉大であるとされる存在です。

ヘラクレスの母「アルクメーネー」は英雄ペルセウスの子孫であり、ミュケーナイ王家の王女でした。アルクメーネーの美しさに心奪われたゼウスは求愛をおこなうのですが、彼女にはアムピトリュオーンという夫がいたため、ゼウスの求愛を拒絶していたそうです。

あきらめきれないゼウスは、アムピトリュオーンが遠征に出かけたすきを狙って彼の姿になりすまし、アルクメーネーに近づきます。まさかゼウスが夫に化けているとは思わないアルクメーネーは一夜を共にし、ヘラクレスを宿すことになってしまいました。

こういった経緯もあり、ゼウスの妻であり嫉妬深い女神ヘラは誕生以前からヘラクレスの事をうとましく思っていたようです。

ヘラクレスがいよいよ誕生するという日、ゼウスは彼を王位につけることをもくろみ、「これから最初に産まれるペルセウスの血を引くものをミュケーナイの王とする!」という宣言をおこないました。これを聞いた女神ヘラは出産の女神エイレイテュイアに命じてヘラクレスの誕生を遅らせ、別のペルセウスの子孫であるエウリュステウスの方が先に産まれるよう仕向けました。

こうしてミュケーナイの王位にはヘラクレスではなく、エウリュステウスがつくことになったそうです。

ヘラクレスの誕生について
ざっくり概要でまとめると
こんな感じだなー

まるで昼ドラの奥様劇場みたいな
ドロドロの人間関係だねえ

まあギリシャ神話だからしかたない!
……と思ってもらうしかないな

女神ヘラはこのあともヘラクレスに対して
さまざまな妨害工作をしてくるんだけど
その中で最も重要なものが
「12の功業」のきっかけとなった事件だ

ヘラクレスの狂気と12の功業

やがてヘラクレスは立派に成長し、たくましい若者になりました。彼は様々な英雄から武術を習い、無敵の力を持つ英雄へと成長していったそうです。
ふたご座のカストルや、いて座のケイローンなども彼に武術を教えています)

その武勇をもって様々な冒険で活躍してきたヘラクレスは、テーバイ王の娘メガラーを妻に迎えて3人の息子を持つことになりました。しかし、幸せな時間は長くは続きませんでした。
あるときヘラクレスは、女神ヘラによって「狂気」を吹き込まれ、狂乱状態へと陥ってしまいます。我を忘れたヘラクレスは妻と子供を炎に投げ込んで殺してしまうという大罪を犯してしまいました。

正気に戻ったあと、ヘラクレスは己の行いに絶望しました。
彼は罪を償うためにアポローンの神託を受け「ミュケーナイの王エウリュステウスに仕えて、彼から命じられる10の試練を果たせ」という使命を課せられます。

エウリュステウスとは、誕生の際ヘラクレスの代わりにミュケーナイの王になった男です。彼は猜疑心が強く卑劣な性格で、ヘラクレスが王位を狙うのではないかと常におびえていました。エウリュステウスは10の試練として無理難題をヘラクレスに命じ、失敗して命を落とすことまで望んでいたそうです。

さらに、いくつかの試練には難癖をつけて達成を認めなかったため、ヘラクレスは12の試練をこなすこととなり、この試練はのちに「12の功業」と呼ばれるようになりました。

……とまあ、こういう経緯で

ヘラクレスは有名な「12の功業」に

挑むことになったんだな

も、もう言葉もでないくらい
なにもかも酷すぎる……

まあギリシャ神話だからしかたない!!!
(本日二度目)

ヘラクレスがすごかったのは
これだけの逆境にも負けずに12の功業を成し遂げ
ほかの様々な冒険でも活躍して、死後は

オリンポスの神として迎えられている事なんだ

それほどの人物だから
ギリシャ神話最大の英雄って
言われているんだねー

「自分の死を望んでいる王から
12の無理難題を課せられる」
っていう状況も、すごくドラマチックで
ゾクゾクくるものがあるからなー

あー、そこはたしかにゲーム的で面白いかも!
どう話が進んでいっても
すっごく熱い展開が期待できるよね!

そんなこんなで挑むことになった
12の功業のひとつが
ヒュドラ退治というワケなんだ

ヘラクレス第2の功業「レルネーの沼のヒュドラ退治」

レルネーの沼に住む「ヒュドラ」は9つの頭を持つ大蛇で、魔神テュポーンと半人半蛇の女神エキドナとの間に生まれた怪物のうちの1体です。9つの頭のうち中央の一番大きな頭は不死であり、その他の8つの頭は強力な再生能力を持っていて、切り落としてもすぐに新しい2つの頭が生えてくるという能力を持っていました。

またヒュドラには猛毒があり、その吐く息を吸ったり、ヒュドラが通った跡に触れただけでも、苦しみながら死んでしまうほど強力だったそうです。
贖罪の試練として怪物ヒュドラ退治を命じられたヘラクレスは、毒の息を吸い込まないよう口と鼻を布で覆って立ち向かいました。首を切り落としても再生してしまうヒュドラに苦戦するヘラクレスでしたが、切り落とした傷口を炎で焼くことで再生を止められる、という事に気付きます。

ヘラクレスがヒュドラの首を斬り落とし、従者で甥でもあるイオラオスが松明で傷口を焼く、という連携でヒュドラの頭の数をどんどん減らして行きます。最後に残った不死の頭は切り落とした後で地中深く埋め、巨大な岩を重しとすることでヒュドラは封印され、見事に退治することができました。

その後、ヘラクレスはヒュドラの内臓から毒を取り出し、自らが持つ矢の先端に塗りました。この毒によってヘラクレスの弓矢は一撃必殺の武器となり、様々な戦いで活躍することになります。しかしその毒は、やがて不幸な結果を産むことにもなっていくようです……。

この戦いの最中に
かに座のカルキノス君も
参加したってことだね~!

そのとおり!

ちなみに、主役であるヒュドラ君も

うみへび座として夜空にあげられていて

かに座のすぐ近くで光り輝いているんだぞ

へええ、そうなんだ
その位置関係から、友達っていう話に
なったのかもしれないね

~おしまい~

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